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もはや総合電機ではない東芝にとって会社分割は必然の選択だったのかモノづくり総合版メルマガ 編集後記

正直なところ「解体」というほど大仰なものではないような。

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 この記事は、2021年11月25日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


もはや総合電機ではない東芝にとって会社分割は必然の選択だったのか

 編集部からのお知らせにもありますが、サービス向上を目的として、MONOistとEDN Japanのドメイン(URL)を11月20日に変更しました。MONOistは「monoist.itmedia.co.jp」、EDN Japanは「edn.itmedia.co.jp」となりました。既に5月22日に移行を済ませているEE Times Japan(eetimes.itmedia.co.jp)を含めて、本メールマガジンと関連するアイティメディアのモノづくり系3メディアのドメイン移行が完了しておりますので、もしお気に入りやブックマークなどに設定していただているのであれば、アドレスの更新をお願いできればと思います。

 私が担当するMONOistは、IT技術者向けのWebメディアである@ITから生まれたこともあり、長らくURLに「atmarkit」が入っていました。これからも、@ITというIT技術者向けの素晴らしいメディアにルーツを持つことを忘れず、読者である製造業の技術者にとって役立つ情報を提供していきたいと考えております。

 さて、MONOistにもドメイン変更という大きな変革の波(?)がやってきたわけですが、それどころのレベルではない大波を迎えているのが東芝です。2021年11月12日、東芝本体からインフラサービスとデバイスの事業を分離独立させ、3つの独立会社に分割する方針を発表したのです。大手電機ではソニーやパナソニックが持ち株会社制の導入を発表していますが、この場合、分割した事業会社を統括する持ち株会社がグループ全体としての方向性を決め、全社に関わる機能なども担います。しかし、今回東芝が発表した方針では、分割後の3つの会社を統括するような持ち株会社は存在せず、互いに株式も持ち合わず、独立して運営されることになります。

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