第45回東京モーターショー2017 特集
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» 2017年10月11日 08時00分 公開

東京モーターショー 2017:自動運転本格化で高まる存在感、ジェイテクトはステアリングシステムで未来を示す (1/2)

ジェイテクトは、「第45回東京モーターショー 2017」において、ステアリングやベアリングなどの幅広い技術力を示すとともに、新たに自動運転時代に向けた将来技術のコンセプト車「JTEKT Future Concept Vehicle」を披露する。

[三島一孝,MONOist]

 ジェイテクトは2017年10月10日、「第45回東京モーターショー 2017」(プレスデー:10月25〜26日、一般公開日:10月28日〜11月5日)における出展技術などを発表した。ステアリングやベアリングなどの幅広い技術力を示すとともに、新たに自動運転時代に向けた将来技術のコンセプトモデル「JTEKT Future Concept Vehicle」を披露する。

photo ジェイテクトの「第45回東京モーターショー 2017」のブースイメージ(クリックで拡大)

ステアリングシステムをけん引するジェイテクト

 ジェイテクトの前身の光洋精工は、1988年に電動パワーステアリング(EPS)を世界で初めて開発・量産に成功。この流れからジェイテクトは現在もグローバルでのステアリングシステムおよびEPSのシェア首位(同社調べ)を維持しているという。

photo ステアリングシステムのグローバルシェア(ジェイテクト調べ)(クリックで拡大)出典:ジェイテクト

 ステアリングシステムは、従来は操作性や安全性(操安性)の向上および低燃費化などに貢献する形で発展してきた。「もともとEPSは、軽自動車で力の弱い女性でも簡単に扱えるようにということで開発され発展してきた流れがある。ただ、今後は従来の操安性や燃費向上だけでなく、自動運転や高度運転支援などに貢献する形で発展する」(ジェイテクト)とし、「第45回東京モーターショー 2017」では、ステアリングシステムの強みを生かした新たな自動車の未来像を示す。

photo ジェイテクトが描くステアリングシステムのロードマップ(クリックで拡大)出典:ジェイテクト

 具体的には、人とクルマの意思が調和する自動運転対応技術の開発を推進する。例えば、HMI(ヒューマンマシンインタフェース)側では、運転者の操作意思を確認する「ハンズオンディテクション」、自動運転と手動運転を円滑に切り替える「操舵権限移譲技術」などを開発。一方シャシー側技術としては、路面情報を取得しクルマへの影響度を把握する「路面負荷推定」を活用した「高精度舵角制御技術」などの開発を進める。

photo 人とクルマの意思が調和する自動運転に対応する技術(クリックで拡大)出典:ジェイテクト

 これらの技術群を分かりやすく紹介するために新たにジェイテクトが製作したのがコンセプトモデル「JTEKT Future Concept Vehicle」である。

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