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» 2018年11月19日 06時00分 公開

モータースポーツ:2018年も参戦!メディア4耐レース、波乱の展開の末に…… (2/4)

[高根英幸,MONOist]

不安定な天候でレースも荒れ模様に、何と赤旗中断!

 決勝レースがスタートする夕方もそんな調子で、ソフトトップをオープンにして走るのが基本ルールなのだが、今回はチーム各自の判断で閉めても開けてもOKということに。わがチームはカメラ4台を搭載して巨大なモバイルバッテリーも搭載しているので、万が一のことを考えて、ソフトトップを閉めてスタート!

カメラをセットする山口氏(右奥)とマイコンを助手席に貼り付ける松本氏(左手前)。さすがITmedia、電子機器搭載しまくりなのであった(クリックして拡大) カメラをセットする山口氏(右奥)とマイコンを助手席に貼り付ける松本氏(左手前)。さすがITmedia、電子機器搭載しまくりなのであった(クリックして拡大)

 昨年ベストタイムをたたき出した柿澤選手でも予選は思うように攻め込めず、スタートは最後尾からとなったが、4時間のレースであることを考えれば、スタートの順位は重要ではない。燃費を重視したペースで、昨年の上位と同じ周回数を目指すのが、われわれの作戦だからだ。

スターティンググリッドに並ぶマシンとチームの面々。後方には1チームもなし。いいのである、ここから追い上げるのだから!(クリックして拡大) スターティンググリッドに並ぶマシンとチームの面々。後方には1チームもなし。いいのである、ここから追い上げるのだから!(クリックして拡大)

 スターティングドライバーの斉藤選手は、さすがK4GP(軽自動車をベースにしたマシンで競う耐久レース)に出場しているだけあって、スタートの混乱に巻き込まれることもなく、順調にラップを重ね、ポジションを上げていく。そう安心した矢先に、突然豪雨が襲ってきた。

 たまらずスピン、クラッシュしたマシンによってレースは赤旗中断。主催者側の協議によって、レースは仕切り直しとなり実質的に3時間耐久レースに変更された。これによって燃費制限は撤廃されたも同然だから、これまで以上に激しいバトルが予想された。それと同時に、残念ながらわれわれの作戦は見事に崩壊したのだった。

 3時間に短縮されてもそれまでのペース配分などが異なるため、ここから無給油などのルール変更も難しいことから、主催者側の判断は納得できる。今回は涙を飲んで、3時間耐久への変更を受け入れるしかないのだ。

 第1ドライバーの斉藤選手が中断中の待機も含めてドライビングを続けていたため、再スタート後十数分で第2ドライバーの西坂選手にドライバー交代。再スタート直後にドライバー交代やピットストップのハンディを消化している他チームのおかげもあって瞬間的に9位にまで順位を上げていたのだが、ここからズルズルと下がっていくことに。まぁこれも当然の展開であった。

 ほぼドライ、といっても所々ぬれた路面が残るコンディションは、レース経験の浅い西坂選手にとっては攻め込むには少し難しかったようだ。それでも精いっぱいの走りを見せて第3ドライバーの山口選手にチェンジする。

 路面はドライコンディションとなったことから、この当たりから各チームのラップタイムが上昇していく。われわれも山口選手の力走によりタイムがメキメキ上がっていく。燃費制限がないことから、昨年より1秒近くベストラップを縮める走りを見せたのだ。

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