特集:IoTがもたらす製造業の革新〜進化する製品、サービス、工場のかたち〜
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» 2019年02月15日 07時00分 公開

製造業IoT:ソラコムが新機能を発表、顧客のIoTソリューションのサブスクリプション販売も (1/2)

ソラコムは2019年2月14日、東京都内で開催したエンジニア向けイベント「if-up 2019」に併せて、IoT(モノのインターネット)通信プラットフォーム「SORACOM」の新たな機能やサービスを発表した。

[朴尚洙,MONOist]

 ソラコムは2019年2月14日、東京都内で開催したエンジニア向けイベント「if-up 2019」に併せて、IoT(モノのインターネット)通信プラットフォーム「SORACOM」の新たな機能やサービスを発表した。

 今回発表したのは、新機能の「Unified Endpoint」、ダッシュボード作成・共有サービス「SORACOM Lagoon」のプラン拡充、新たなセルラー通信内蔵のボタン型デバイス「SORACOM LTE-M Button for Enterprise」、そしてソラコムユーザーのIoTソリューションをサブスクリプション(サービス利用料課金モデル)で販売するWebサイト「IoT SELECTION connected with SORACOM」の4つだ。

 Unified Endpointは、SORACOMのデータ転送支援サービス「SORACOM Beam」、クラウド連携サービス「SORACOM Funnel」、データ収集・蓄積サービス「SORACOM Harvest」を一元管理できる新機能だ。SORACOMのユーザーは、IoTデバイスから収集したデータを送信する際に、自身が持つサーバであればBeam、パブリックラウドであればFunnel、SORACOMのサービスで一元的に収集する場合にはHarvestなどを選択することができた。しかし「BeamからFunnelに切り替えたい、Funnelを使いつつはHarvestを一部併用したいといった顧客の要望があった」(ソラコム CTOの安川健太氏)という。

「Unified Endpoint」の概要 「Unified Endpoint」の概要(クリックで拡大) 出典:ソラコム

 この要望に応えるため開発したUnified Endpointは、Beam、Funnel、Harvestへの統一的なエンドポイントになっており、これらの中から使うサービスを自由に選んだり、複数サービスを同時に使ったりといったことが可能になる。

「Unified Endpoint」の活用例 「Unified Endpoint」の活用例(クリックで拡大) 出典:ソラコム

 Unified Endpointは2019年2月14日から提供されており、Beam、Funnel、Harvestのユーザーであれば利用料金は無料だ。

 2018年7月に発表したLagoonのプランは、これまでオペレーター単位で提供される「Maker」プランだけだった。今回の発表では、より高機能なダッシュボード管理が可能な企業向けの「Pro」プランと、Lagoonの機能を無料で試せる「Free」プランが加わった。

 Proプランは、月額980円のMakerプランと比べてユーザー数、扱えるダッシュボード数やアラート数が増えており、高度な権限管理や商用展開が可能なロゴ変更なども可能になっている。利用料金は月額4980円だ。一方、Freeプランは、1ユーザー、1ダッシュボード、1アラートにとどまるものの無料で利用できる。

「SORACOM Lagoon」の新プラン 「SORACOM Lagoon」の新プラン(クリックで拡大) 出典:ソラコム
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