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» 2020年04月27日 06時00分 公開

新型コロナによる日系乗用車メーカーの国内拠点、操業予定まとめ(随時更新)製造マネジメントニュース(3/4 ページ)

[齊藤由希,MONOist]

スズキ

 スズキは2020年4月20〜28日までの7稼働日で、磐田工場(静岡県磐田市)と、「スイフト」など登録車を生産する相良工場(静岡県牧之原市)を操業停止とする。この2工場は4月29日〜5月1日の3日間、通常稼働に戻す。二輪車を生産する浜松工場(静岡県浜松市)と、湖西工場(静岡県湖西市)の船外機の生産ラインは、4月20日〜5月1日の10稼働日で1勤のみ(2勤との交代勤務なし)とする。湖西工場の軽自動車生産ラインと鋳造部品を製造する大須賀工場(静岡県掛川市)は、4月20日〜5月1日で2勤とする。


 スズキは5月1日、長期連休明けの稼働調整について発表した。5月14〜15、22日の合計3稼働日で、磐田工場は操業停止、湖西工場の四輪車生産ラインは一部操業となる。両工場は、これ以外の日程は2勤の通常稼働とする。

 また、相良工場は5月11〜22日の10稼働日を、湖西工場の船外機生産ラインと浜松工場は5月11〜29日までの15稼働日を1勤のみ(2勤との交代勤務なし)とする。相良工場はこれ以外の日程では2勤の通常稼働とする。大須賀工場は5月11〜29日の全ての日程で通常稼働となる。

マツダ

 マツダは2020年4月22日、世界各国での外出禁止や小売業の販売停止によって、販売活動への支障が出ており、需要の予測も困難であることから4月27日以降も生産調整を実施すると発表した。本社工場(広島県府中町、広島市南区)と防府工場(山口県防府市)は、3月28日から4月30日までの間、13日間を操業休止とし、加えて8日間は昼勤のみ稼働としていた。

 4月27日〜5月1日は国内拠点を休業とする。企業運営上、必要不可欠な業務や、休業と長期連休後の業務立ち上げに必要な幹部社員の作業は、在宅勤務や時差出勤の上で継続する。すでに、東京本社と横浜の研究開発拠点では出社勤務を原則禁止とし、在宅勤務と休業を併用してきた。また、広島本社では、公共交通機関を利用する間接従業員を対象に、在宅勤務拡大や自動車通勤、時差勤務、土日出勤や休業などを組み合わせて公共交通機関の利用を80%抑制する取り組みを進めている。

 マツダの国内生産拠点は5月2〜10日の長期連休後、宇品第2工場(広島県広島市)と防府第2工場(山口県防府市)で操業を止める。稼働停止日は、宇品第2工場が5月11〜12日、20〜22日、25〜29日、防府第2工場は5月11〜14日、18〜21日、26〜29日。


 マツダは5月14日に開催した決算説明会において、6月以降も生産を回復させる段階ではなく、生産調整を実施する可能性が高いと説明した。これは前年よりも多かったグローバルでの在庫を調整するためで、在庫水準が適正に戻り次第生産を回復させたい考えだ。


 マツダは、国内の全ての生産拠点で6月は生産休止せず、全日昼勤での操業を予定している。5月と比べて、生産量は2倍以上に増やす見通しだ。


 マツダは6月23日、国内の全拠点で7月中に2直操業を再開すると発表した。稼働停止日を設けず、通常操業に戻す。宇品第1工場と宇品第2工場(広島県広島市南区)、防府第2工場(山口県防府市)は7月1日から、防府第1工場は7月27日から2直操業とする。

 これにより、国内の生産台数は7月に前年の8割まで回復する。6月は前年の4割程度だった。メキシコやタイは稼働日を限定した操業だが、7月の国内外の生産計画台数は前月比で150%以上となる。

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