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» 2016年04月05日 10時00分 UPDATE

「Raspberry Pi 3」の実力をベンチマークで検証する (3/4)

[作倉瑞歩,MONOist]

Bluetoothを利用可能にする

 では次に、今回からオンボード搭載されたBluetoothを利用可能にしよう。無線LANについては以前紹介した方法であっさりと認識できたので、こちらを参照していただきたい。なおその際に注意したいのは、5GHz帯のIEEE802.11acをサポートしていないこと。接続する場合は2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nだけとなる。

 Raspberry PiでBluetoothを使う際には「bluez」と「pi-bluetooth」というパッケージが必要になる。最新の「NOOBS1.9.0」ではこちらは既に含まれているので、新たに導入する必要はない。ただし使う前に最新版にしておきたいのでアップデート、

sudo apt-get update

 はやっておこう。

 さて、Bluetoothを利用可能にする方法としてはコンソールで設定する方法と、X Window SystemのGUIから設定する方法の2種類ある。X Window Systemから設定すればWindows OSのように使えるので、特に迷うことはないだろう。このため、ここではコンソールからコマンド入力で設定していく方法を紹介していこう。

 Raspberry PiでBluetoothを制御するには「bluetoothctl」というコマンドを使う。まずはこのコマンドを入力する。

pi@raspberrypi:~ $ bluetoothctl
[NEW] Controller B8:27:EB:31:E1:6E raspberrypi [default]
[bluetooth]#

 現状ではRaspberry PiのBluetoothデバイスが「 [default] 」として認識されているだけだ。次にこのほかのデバイスを認識させるため、「scan on」コマンドを入力してスキャンさせる。デバイス側のスイッチを入れるタイミングは、scan onを走らせたあとでよい。しばらくするとデバイスを認識してくれる。ここではキーボードとマウスを認識させている。

[bluetooth]# scan on
Discovery started
[CHG] Controller **:**:**:31:E1:6E Discovering: yes
[NEW] Device A4:**:**:45:**:91 Nintendo Wireless Keyboard
[NEW] Device 00:**:67:**:1F:** Bluetooth Optic Mouse
[bluetooth]#

 アドレスの一部をアスタリスクでマスクをかけているが、上記のように表示されたら、「connect」コマンドでアドレスを直接入力すればよい。

[bluetooth]# connect A4:**:**:45:**:91
Attempting to connect to A4:**:**:45:**:91
[CHG] Device A4:**:**:45:**:91 Connected: yes
[CHG] Device A4:**:**:45:**:91 Modalias: usb:v057Ep1001dA614
[CHG] Device A4:**:**:45:**:91 UUIDs:
        00001124-0000-1000-8000-00805f9b34fb
        00001200-0000-1000-8000-00805f9b34fb
Connection successful
[bluetooth]# connect 00:**:67:**:1F:**
Attempting to connect to 00:**:67:**:1F:**
[CHG] Device 00:**:67:**:1F:** Connected: yes
[CHG] Device 00:**:67:**:1F:** Modalias: usb:v1131p5035d0515
[CHG] Device 00:**:67:**:1F:** UUIDs:
        00001124-0000-1000-8000-00805f9b34fb
        00001200-0000-1000-8000-00805f9b34fb
Connection successful
[bluetooth]#
photo Bluetoothを認識させるまでのコンソールの流れ

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