君はボッシュの次世代ワイパーを見たか!? ゆるキャラあざらしくんも出没人とくるまのテクノロジー展2014 フォトギャラリー(1/4 ページ)

2014年5月21〜23日の3日間、自動車技術の展示会「人とくるまのテクノロジー展2014」が開催された。本稿では、速報で紹介しきれなかったものを含む興味深い展示をピックアップし、フォトギャラリー形式で紹介する。

» 2014年06月05日 14時20分 公開
[陰山遼将/朴尚洙,MONOist]

 2014年5月21〜23日に自動車技術の展示会「人とくるまのテクノロジー展2014」がパシフィコ横浜で開催された。3日間の合計来場者数は過去最高の8万7525人(前年比約12%増)を記録し、2013年に引き続き国内自動車業界の好調さを印象付けた。本稿では、展示会を取材した記者が興味深いと思った展示をフォトギャラリー形式で紹介する。


やっぱり電気自動車は大人気

大手自動車メーカー各社の超小型電気自動車(EV)が披露され、試乗ブースはキャンセル待ちの来場者が続出するほどの盛況となった。写真はトヨタ自動車の「i-ROAD」(右)とトヨタ車体の「コムス」(中央)、ホンダ自動車の「MC-β」。翌日にはEVの実証実験について各社の担当者によるセミナーが開催された(クリックで拡大)

豊田鉄工は、初のエンドユーザー向けの商品となる折りたたみ式電動シニアカーを披露した。外形寸法は1000×450×900mm、重量は18kgで、1回の充電につき約30kmの走行が可能だ。今後さらに検証を重ねていき、3年後の2017年をめどに市場投入を検討しているという(クリックで拡大)
NTNの2人乗り電気自動車「Q’MO(キューモ) II」。インホイールモーターシステムが採用されており、“その場回転”や“横方向移動”といった動作が可能。現在、公道走行に向けた登録申請を進めているという(クリックで拡大)
三菱自動車は、プラグインハイブリッド車(PHEV)「アウトランダーPHEV」の電動システム部品を披露した。左から、前輪駆動用の油冷式モータープラント、二次電池モジュール、車載充電器と降圧用DC-DCコンバータを一体化したユニットとなっている。二次電池モジュールは外形寸法が奥行き177×幅301×高さ126mmで重量は約12kg。8個の電池セルと電池セル監視ユニット(CMU)が組み込まれている。この二次電池モジュールを10個組み合わせたのがアウトランダーPHEVの二次電池パックである(クリックで拡大)
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